珈琲を愉しむ方法教えます |
今や日本人の生活の中でもコーヒーの需要は大変多くなり、飲み方の方法もとても豊富になりました。
そんな普段の生活の中で切っても切れないコーヒーの愉しみ方についての当サイトからのちょっとしたご提案です。

お家でコーヒーを手軽に愉しむために押さえておきたいいポイントをいくつかご紹介します。
第一章
コーヒー豆とは?
皆さんが普段よく目にするコーヒーの豆は、植物の種なのです。
コーヒーの種ができるコーヒーの木はアカネ科の常緑樹のことです。その木になる実であるコーヒーチェリーの中にある種を取り出して内果皮とさらに内にある銀皮を除いたものが生豆です。
普通輸入されるのは、この状態のものです。
コーヒーの木1本から採れる生豆の重さは0.6〜1s程度です。
コーヒーの品種には?
コーヒーの品種で現在栽培されているものとしては、代表的なものからアラビカ種、ロブスタ種、リベルカ種の3大種と、これらが変種してできた数十種のコーヒーがあります。
このうち市場に流通しているものの多くはアラビカ種とロブスタ種で最も多く流通しているのがアラビカ種です。
アラビカ種は世界の生産量の3分の2を占め、豊かな風味を持つ豆として知られています。
ロブスタ種は強い苦味とコクがあるのが特徴です。
コーヒーとは?
生豆から焙煎豆へそしてコーヒーへと変わります。
生豆は緑色をしていることから、グリーンコーヒーと呼ばれることもあります。生豆自体には味も香りもほとんどありません。
焙煎豆は焙煎することによって生豆に味と香りが生成されます。
酸味は浅炒りの段階で出ますが、焙煎時間が長くなるにつれて弱まります。そして酸味の変わりに、苦味が出ます。
生豆の特徴の違いより、焙煎時間を調節します。
コーヒーは焙煎した豆をコーヒーミルで挽いて粉にして、高温のお湯で抽出して出来上がります。
焙煎の度合いや、お湯の温度、抽出方法の違いによって、コーヒーの味はさまざまに変化します。
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生豆 |
焙煎豆 |
その2.コーヒーの美味しい、いれ方について知りましょう |
コーヒーのいれ方にはいろいろな方法がありますが、代表的ないれ方について知っておきましょう。
1.ろ過式
ろ過式にはペーパードリップ方式とネルドリップ方式とがあります。
ペーパードリップ方式とは、1人分のコーヒーでも美味しくいれられる方法で常に新しいフィルターを使えるのも衛生的で良いです。
ペーパードリップ方式では、中挽きから中細挽きの粉を使いましょう。
ネルドリップ方式とは、ネル製の布袋の上から熱湯を注いでコーヒーを濾す方法です。
古くから行われている方法ですが、ネル布を繰り返し使うため保管方法が良くないと、臭いが出るのが欠点です。
ネルドリップ方式では、粗引きから中挽きの粉を使いましょう。
2.蒸気圧抽出式
蒸気圧抽出式にはサイフォン方式とエスプレッソ方式とがあります。
サイフォン方式とは、蒸気圧を利用してフラスコで熱したお湯をロートに上げて抽出する方法です。サイフォン方式では、中細挽きから細挽きの粉を使うのが理想的です。
エスプレッソ方式とは、高い蒸気圧を利用して、瞬間的にコーヒーを抽出する方法です。
熱湯が一気に通過するので、極細挽きの粉を使いましょう。
第一章の最後は、コーヒー豆の焙煎(ロースト)についてをご説明します。
コーヒーの風味を決める最大のポイントは、豆の焙煎にかかってきます。
同じ銘柄でも、焙煎の仕方を変えるだけで味が変わります。
そんな焙煎の特徴についてを知り自分に合ったコーヒーを愉しみましょう。
コーヒー豆の焙煎方法には、浅煎りと中煎りそして深煎りとがあります。
浅煎りの特徴は、香りが高く酸味が強いです。
アメリカンコーヒーなどは、浅煎りタイプのコーヒー豆で入れたコーヒーのことです。
浅煎りのロースト段階には、ライト、シナモンがあります。
ライトは、最も浅煎りですがほとんど煎りません。
シナモンは、強い酸味が出ます。またコクや苦味は出ません。
中煎りの特徴は豆本来の個性を発揮しやすい煎り方で、ブルーマウンテンやブラジル、コロンビアなどが中煎りの代表格です。
中煎りのロースト段階には、ミディアム、ハイ、シティがあります。
ミディアムは香りがよく、まろやかな酸味が出ます。
ハイは酸味と苦味がバランスよく出ます。
シティは酸味より苦味がやや勝ります。
深煎りの特徴はヨーロッパのコーヒーに多い煎り方です。
アイスコーヒーなども深煎りで作ります。
深煎りのロースト段階には、フルシティ、フレンチ、イタリアンがあります。
フルシティは酸味が弱く、苦味が強くなる。
フレンチはフランス式のローストで苦味が強いのが特徴です。
イタリアンは苦味が強く、香ばしい香りが強いです。表面に脂分が出るのも特徴です。
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